【VGC2022】全国大会(PJCS2022本戦)使用構築記事&対戦レポート
こんにちは、エリマキです。
6月に行われた全国大会(PJCS2022本戦)で使用した構築の紹介記事です。
結果は3勝3敗の66位で世界大会出場の権利を獲得できる50位以内に入ることができませんでしたが、使っていて非常に面白い構築でした。
【追い風構築偽装トリパ Version2】
【構築経緯】
PJCS2022 ゲーム部門は予選がBO1、決勝トーナメントがBO3となっています。
決勝トーナメントに進むためには予選で32位以内に入る必要がありますが、世界大会の出場権利は50位以内に与えられます。
世界大会に行きたい思いが強かったため、決勝トーナメントのことは考えず予選のBO1に特化した構築を使用し、50位以内に入るということを目標としました。
そのため、INCで使用したように初見殺し性能が高い偽装構築を使用することにしました。
※ちょうど転職活動の真っただ中でじっくりと1つの構築を磨くこともできなかったのも理由としてあります・・・
次にエルフーンの隣に初手で出すポケモンとして、高火力を押し付けることができ、キョダイゴクエンのスリップダメージも非常に強力なリザードンを採用。
トリックルーム下で相手のポリゴン2や白バドレックス、S実数値48以上のトリトドンよりも早く動けるようにパワー系アイテムを持たせることにしました。
ここまででガオガエンが重ためなので負けん気ボルトロスを採用。
トリックルーム下で相手のガオガエンよりも早く動くためにルームサービスを持たせることにしました。ルームサービスであれば、相手がトリックルームに寄せていた構築だった場合、トリックルームが展開される前、展開後ともに相手より先に行動できることがあります。
トリックルームが切れた後のスイーパー役ができタイマン性能の高い珍しい型の黒バドレックスを採用。
最後の一枠にエルフーンでのトリックルーム起動が難しそうなマッチが発生した時のためにポリゴン2を採用。
【個別解説】
エルフーン@バコウのみ
特性:いたずらごころ
性格:なまいき
実数値:167-72-113-97-132-108(AS個体値0 or 1)
努力値:252-0-60-0-196-0
今回のトリックルーム起動役。きあいのタスキをバドレックスに譲った関係で持ち物は飛行技半減のバコウのみ。弱点を突かれなければ一撃で倒されることは少なく、苦手な鋼タイプの代表格ザシアンに対しては隣のリザードンで圧力をかけることができるため、トリックルームを起動できない代わりに相手のポケモンを1匹倒せるならOKという動かし方をすることが多い。後発に黒バドレックスを控えさせていることが多いので、意外となんとかなる。
リザードン@パワーアンクル
特性:サンパワー
性格:れいせい
実数値:183-89-101-177-105-94(AS個体値0 or 1)
努力値:236-0-20-252-0-0
この構築のメインアタッカー。火力が出せるだけでなく、いのちのたまを持ったA実数値167ボルトロスのダイサンダーを高乱数で耐えるほどの耐久を持つ。
ダイバーンの最大火力となるブラストバーンは当然採用。ソーラービーム採用はトリトドン意識。ダイマックスしないこともあるため、使い勝手の良いねっぷうを採用。
Hはサンパワーによる被ダメージが少なくなるように8n-1にしています。
グラードン@しろいハーブ
特性:ひでり
性格:ゆうかん
実数値:207-222-160-X-111-85(S個体値0 or 1)
努力値:252-252-0-0-4-0
トリックルームのターン中に相手をなるべく倒し切りたいので、持ち物はいかくやダイドラグーンによる火力ダウンを一度無効にできるしろいハーブを採用。
ダイマックスしない時でも相手のダイマックスポケモンに炎打点を持てるかつ命中100で攻撃できるようにヒートスタンプではなく、ほのおのパンチを採用。
ボルトロス@ルームサービス
特性:まけんき
性格:いじっぱり
実数値:186-183-91-X-100-119(S個体値6 or 7)
努力値:252-252-4-0-0-0
一発芸。S4振りルナアーラをトリックルームがない状態で抜くことができ、ルームサービス発動後は実数値79となり、トリックルーム下でSを下げていないガオガエンより先に動くことができる自慢の調整。
構築上ダイジェットの必要性がほぼないため、ルナアーラへの大きな打点となるかみくだくを採用。
黒バドレックス@きあいのタスキ
特性:じんばいったい
性格:おくびょう
実数値:175-81-101-217-120-222(A個体値0 or 1)
努力値:0-0-4-252-0-252
技:アストラルビット/アンコール/かなしばり/まもる
個人的に一番使っていて楽しい黒バドレックスの型。アンコールとかなしばりのコンボにより1対1であればガオガエン相手でさえも勝ててしまう。思ったよりわるあがきのダメージ量が出るので耐久に努力値を振った方が良かったかも。
ダイマックスポケモン相手に通じないのが弱点だが、試合の終盤で出すことがほとんどで相手もトリックルームを凌ぐためにダイマックスを使い終えていることが多いため、あまり気にならない。
特性:アナライズ
性格:のんき
実数値:191-85-143-125-129-58(AS個体値0 or 1)
努力値:244-0-156-0-100-0
トリックルーム起動役2。どうしてもエルフーンでトリックルームを起動できそうにない時に出す。トリックルーム下で高火力を押し付けていく構築なので、かいでんぱではなく隣のポケモンを守れるサイドチェンジを採用。
特性はトレースの場合、相手のカイオーガのあめふらしを奪ってしまうことで晴れ状態を雨に書き換える事故防止のため、アナライズで採用。
【選出】
・基本選出
後発:グラードン+黒バドレックス
基本的には1ターン目からトリックルームを押す。隣のポケモンは相手によって攻撃したり守ったり。裏の黒バドレックスをトリックルームが切れた後にいかに動かせるかが大事。最終的に相手のポケモン残り1匹対黒バドレックスの盤面を作ることを目指す(わるあがきのダメージは意外と出るのでHP管理も大事)。
【対戦レポート】
※重要※
PJCS終了から2か月経っているので、記憶違いがあったらすみません。。
1戦目:×
VS QSさん
相手先発後発
当方先発後発
緊張していたのもあり、1ターン目の立ち回りを間違えてしまった。
エルフーンにねこだまし読みで黒バドレックスに交代しながら、リザードンまもる。次のターンにガオガエンにアンコールしながら、モロバレルにキョダイゴクエンで良い。
実際はリザードンはまもるをしながら、エルフーンでモロバレルにきあいのタスキ警戒でムーンフォースを打ってました(エルフーンにねこだましされたので動けていない)。
まだ巻き返しできたが2ターン目にダメージ感覚ミス(捨て台詞でC-1になったとしてもリザードンの非晴れ下キョダイゴクエンで、エルフーンのムーンフォースと合わせればモロバレルを倒せると思ってしまった)をしてあっさりと負け。
構築の使用期間が短いことがちゃんと裏目に出ています!()
2戦目:〇
VS クーさん
相手先発後発
当方先発後発
トリックルームの起動に成功し、後発のグラードンでダイマックスをして打開する展開に。
耐久振りのおかげでボルトロスがムゲンダイナのダイマックスほう(恐らくこだわりメガネ持ち)を耐えてくれ、返しのワイルドボルトをキョダイマックスしたカメックスにヒットさせ、反動ダメージでダウン。次のターンにエルフーンのてだすけ込みグラードンのダイアースでカメックスを倒せたことで有利展開に。
ラッキーがあまえるを覚えていたが、白いハーブで一度無効にできたのが大きい。ラッキーの処理に苦労したが黒バドレックスのアンコールで補助技しか打てないようにして勝利。
3戦目:〇
VS ぺろきちさん
相手先発後発
当方先発後発
1ターン目にヘドロばくだんでエルフーンが何もできずに倒れ、守っていたリザードンがダイロックで大きく削れる不利展開。
2ターン目にリザードンが倒れるもフシギバナを倒すことに成功。
3ターン目に黒バドレックスがグラードンのダイホロウを守りダイマックスを凌ぐ。
しかし、4ターン目にシャドークローで結局黒バドレックスが倒れてしまうため、二連まもるチャレンジに挑戦。まさかのチャレンジに成功し、5ターン目以降はかなしばり+アンコールでなんとか持ちこたえる。
ルナアーラがワイドガードを所持しており、ほのおのパンチ以外に打点がない状態だったが、これもかなしばり+アンコールで全体技を無理やり通していった。
二連まもるが決まっていなければ負けていたので、運が良かったです。
4戦目:×
VS ペンギンさん(2019年の世界チャンピオン)
相手先発後発
当方先発後発
1ターン目にボルトロスのダイナックル→ザシアンのきょじゅうざんでポリゴン2が倒される。グラードンはだんがいのつるぎを選択するもザシアンに当たらず。
2ターン目にザシアンのきょじゅうざんをかなしばりで止めながらダイアースでザシアンを倒すことに成功。
3ターン目にお相手のポリゴン2がトリックルームを張り、こちらとしては美味しい展開に。
その後、交代やまもるを駆使し、トリックルーム下で白バドレックスとリザードンの対面を作ることに成功。ブラストバーンで倒せば勝てるかも?という良い展開に。
ブラストバーンが当たり喜んだのも束の間、まさかの超超ミリ耐え。きあいのタスキかぁーやるなぁと思ったらピローン♪という音とともにじゃくてんほけんが発動。
H252D4振り白バドレックスの場合、高乱数(75%)で一発で倒すことができるのですが・・・もしかしたらDに厚い型だった可能性もあります。
そのままステータスが上がった白バドレックスに3体破壊されて負け。
対戦後に直接ペンギンさんに伺ったところ、リアルタスキ(HP1残り)だったそうです(;;)前の試合で二連まもるを決めたツケが回って来たのだろうか。。
会話の中で、面白い構築ですねと仰って頂けたのはとても嬉しかったです^^
5戦目:×
VS ななかまどさん
相手先発後発
当方先発後発
魂の一戦。ここで負ければロンドン行きはほぼ確定でなくなります。
1ターン目にトリックルームの起動に成功し、有利展開に。
その後、キョダイマックスしたリザードンで大きく圧力をかけることができ、プレイングミスしなければ勝てるかもと思っていました。
が、驚くべき光景が待ち受けていました。
HPを約半分ほど残したキョダイマックスリザードンがイベルタルのふいうちで吹っ飛んでいきました。その後急所に当たったの文字。お相手はガッツポーズ、僕は天を見上げました。This is Pokémon‼
そのまま、ゲームプランが崩れ立て直すことができずに負け。
ここで僕の全国大会は実質終わりました。
お相手のイベルタルとレジエレキの性格と持ち物が後に公開されたので計算してみました。
おくびょうレジエレキ(C252振りと仮定)のボルトチェンジ1回による被ダメ=170~204
サンパワーダメージ2回=44
ようきイベルタル(A252振りと仮定)のタイプ強化アイテム補正ありのふいうち1回による被ダメージ=115~136
つまり2匹とも火力にぶっぱしていた場合のダメージは329~384ということになります。こちらのキョダイマックスリザードンのHPは366なので低乱数(約37.5%)一発です。急所でなくても良い乱数を引かれていたら負けていたかもしれません。
6戦目:〇
VS Acuarioさん
相手先発後発(初手のボルトロスの隣がザシアンだったかうろ覚え)
当方先発後発
1ターン目にトリックルームが決まり、そのままトリックルーム中にお相手の残数を減らすことに成功。この時はロンドンに行けないことのショックに打ちひしがれていたので、細かい試合内容を覚えていません・・・
試合開始前に会場から貸し出されているお相手のプロコンの接続が悪くなってしまい、テーブルにたくさんのスタッフが集まってきたことはよく覚えています。。
ー 結果 3勝3敗 66位 ー
【最後に】
初の全国大会の出場だったので最初は緊張もありましたが、会場でTwitterのFFの方と話したり、一緒のテーブルになった方と仲良くなったりと非常に有意義な時を過ごすことができました。
また、オフ会もかなり長い間参加していませんでしたが、改めて対面でポケモンバトルをする楽しさを味わうことができました。
当日私と会話して下さった方、対戦して下さった方、ありがとうございました。
来年のWCS(世界大会)は横浜で開催されることが決定したので、来年こそは世界大会の権利を獲得できたらと思います。海外の大きな会場でポケモンバトルをすることに憧れもありますが、移動費や宿泊費に悩む必要がなくなったのは良いことですね(笑)
最後の最後に、Youtubeで生放送をしたり稀に動画投稿したりしていますのでチャンネル登録をしてくださると嬉しいです!
長文になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
【VGC2022 INC13位 レート1886 構築記事】のうてんき黒バドレックス使ったら勝率90%超えで全国大会に進むことができた話
お久しぶりです、エリマキです。5年ぶりにポケモンの記事を投稿します。
6月に行われた全国大会(PJCS2022本戦)に選手として参加してきました。
結果は66位で惜しくもロンドン大会の権利を獲得できる50位以内に入ることができませんでしたが、とても貴重な経験ができました。
そちらについては近々ブログを更新予定ですが、遅ればせながら今回はINC Marchを13位(31勝3敗/勝率約91%/レート1886)で勝ち抜いた構築をご紹介します!
※INC=International Challengeの略称。海外ではICと略されることが多い。
【追い風構築偽装トリパ】
※トルネロスの型が異なっている点については後述しています
【構築経緯】
INCでは高い勝率を出すことが不可欠かつ3日間で最高45試合もしないといけないため高い集中力が求められます。
そのため、プレイングスキルが十分でない自分にとっては以下の条件を満たしていた方が良いと考えました。
・初見殺しなど自分のやりたいことを押し付け、読み合いがあまり発生しない展開にして考えることをなるべく減らす
・選出はほぼ4体固定で苦手な構築が来た時に残りの2体でカバーする
※リアルが多忙だったため最終日にまとめて対戦をしないといけなかったため、なるべく脳死でボタンを押すだけで勝てる構築を目指しました。
結果的に最終日の深夜2時半からタイムリミットまで6時間半という状況で34試合ぶっ続けで対戦をすることになりました(笑)
初見殺しはBO3(2本先取)でないINCやランクマッチでは非常に有効であると考えています。個人的にトリックルームが好きなのもあり、素早いポケモンを使ったり追い風を絡めたりして上から制圧する構築と見せかけて、実は遅いポケモンで戦っていく偽装構築を軸とするところから考え始めました。
そこでまず最初に目を付けたのは黒バドレックス
当時は黒バドレックスでトリックルーム展開をする戦術が少なかったので騙しやすいと考えました。黒バドレックスの相方としてこのゆびとまれでサポートができるイエッサンメスを採用。
トリックルーム展開後、火力の押し付け役としてカイオーガを採用。
トリックルームを展開しても関係なしにグラススライダーで殴ってくるゴリランダー対策にアマージョを採用。
ここまででとつげきチョッキを持ったイベルタルが重めなのと、なるべく素早い構築に見せるためにレジエレキを採用。レジエレキ+黒バドレックス+カイオーガで上から制圧する構築が環境に存在していたので、騙しやすさも増すと考えました。
最後に追い風役と見せかけるためにトルネロスを採用。エルフーンじゃない理由としては、トリックルームを覚えるポケモンなのでトリックルーム構築かもしれないと思われる可能性を少しでも減らすためです。
ちなみに、後述しますが、とつげきチョッキを持ったナットレイがかなり重いのでファイアローの採用もアリだと思います。
【個別解説】
黒バドレックス@きあいのタスキ
特性:じんばいったい
性格:のうてんき(⁉)
実数値:207-90-111-217-108-155(AS個体値0 or 1)
努力値:252-0-4-252-0-0
技:アストラルビット/ワイドフォース/トリックルーム/まもる
素早さ種族値150からまさかのトリックルームを展開し、そのまま高火力全体技で制圧してくれる神ポケモン。カイオーガの全体技と合わせてダイマックスしないで勝つ対戦も何度かあり、短時間で試合数をこなす一助となりました。
そんな中、対戦をこなしていく中でおかしなことが少しありました。
まず、トリックルーム展開後に相手のウーラオスに先に動かれるということがありました。最遅黒バドレックスの素早さ実数値は139なので素早さに努力値をあまり振っていない珍しい個体ということになる訳ですが、その時は事故だろ~と思っていました。
また、倒せるであろうと思った攻撃がミリ耐えされるということが何度かありました。
そんなこんなで31勝3敗で予選抜けが確定。改めて使用個体を確認しようとボックスを覗いたところ、椅子から転げ落ちました。
なんと黒バドレックスの性格が冷静のはずが、のうてんきだったのです。
意味が分かりませんでした。バトルボックスに登録する前に何度も確認したはずなのに・・・ミント使い忘れたンゴ。
もしかしたら能天気のおかげでミリ耐えして勝った試合があったかもしれないけど、これが原因で負けた試合がなくて本当に良かった。まじで。
プレイヤー自身の性格を能天気から冷静に変えないといけないですね()
という訳で以下が冷静だった場合のステータスです。
207-90-101-238-120-139 強そう
イエッサンメス@サイコシード
特性:サイコメイカー
性格:のんき
実数値:175-60-128-115-128-81(AS個体値0 or 1)
努力値:236-0-252-0-20-0
技:このゆびとまれ/ワイドフォース/てだすけ/まもる
サポート役。素早さは相手のゴリランダーと初手で対面した時にサイコフィールドを取りたいので最遅。
基本的に先発で黒バドレックスと出し、このゆびとまれ+トリックルームをします。相手の構築次第で後発に置く場合あり。
カイオーガ@うしおのおこう
特性:あめふらし
性格:れいせい
実数値:207-105-111-222-160-85(AS個体値0 or 1)
努力値:252-0-4-252-0-0
火力お化け。トリル後、相手の上から高火力技をぶっ放してるだけで勝ちに導いてくれる。もはや言うことはなかろう。
アマージョ@いのちのたま
特性:じょおうのいげん
性格:ゆうかん
実数値:169-189-129-X-118-69(S個体値0 or 1)
努力値:172-252-84-0-0-0
対ゴリランダーだけでなく、高火力かつ広範囲で攻撃できるためアマージョでダイマックスことも多い。じゃれつくはパルキアに対する打点になるということと、ダイフェアリーを打つことで隣のポケモンをモロバレル等の催眠技から守るために採用。
他の候補としては「ちょうはつ」やヌケニンへの打点になるだけでなくと隣のカイオーガ等と相性が良い「しっぺがえし(ダイアーク)」が挙げられます。
当時はパルキアの数が多めだったのでじゃれつくを優先しました。
耐久についてはザシアンのきょじゅうざんを耐える確率を上げつつ、いのちのたまの被ダメージを最小限に抑えられる(10n-1)ようにしました。
レジエレキ@こだわりメガネ
特性:トランジスタ
性格:ひかえめ
実数値:155-X-71-167-70-252 ※A個体値0は厳選できず
努力値:0-0-4-252-0-252
技:かみなり/10まんボルト/ボルトチェンジ/はかいこうせん
相手にイベルタルがいる場合や、明らかなトリックルーム構築に対して選出し圧力をかける。ひかえめ+こだわりメガネの火力は凄まじく、10まんボルトでH252振りのとつげきチョッキ持ちイベルタルを62.5%で一撃で倒せるほどです。
最速以外の対レジエレキに素早さで勝てるように準速にしました。S+1の最速100族(リザードンやサンダー等)も抜けます。
トルネロス@たつじんのおび
特性:いたずらごころ
性格:冷静
実数値:185-X-91-194-101-117(S個体値29)※A個体値0は厳選できず
努力値:244-0-4-252-4-0(4余り)
技:ぼうふう/ねっぷう/くさむずび/まもる
選出画面で圧力をかけるおっさん。The見せポケ。影のMVP。
一度も出してないので言うことなし。ポケモンバンクに眠ってたのを引っ張ってきただけなのでS個体値も適当。
※INCでは超適当にソクノのみを持たせた一般的なサポート役のトルネロスを入れてましたが、苦手なとつげきチョッキ持ちナットレイに少しでも強くなれるように改善した型を載せています。
【選出】
・基本選出
先発:黒バドレックス+イエッサンメス
このゆびとまれ+トリックルームをした後に、ただ攻撃するだけ。
選出段階で追い風偽装してるので非常に決まりやすい。
・相手にイベルタルがいる/相手がトリックルーム構築/アマージョの刺さりが悪い等
先発:黒バドレックス+レジエレキor イエッサンメス
後発:カイオーガ+アマージョor イエッサンメスorレジエレキ
刺さりが良さそうな時はレジエレキを先発で出します。
相手の構築次第ではボルトチェンジ+トリックルームのような動きをして、トリックルームが切れた後にレジエレキで上から攻撃することもあります。後発にレジエレキを置く場合もトリックルームが切れたあとに動いてほしいので、ターン管理がとても重要になってきます。
【戦績】
31勝3敗 レート1886 13位 勝率約91%
負けた試合
①ザシアンカイオーガ。かなり上手く立ち回られて負け
②ザシアングラードン(再戦)。エルフーンがにほんばれしてきてカイオーガ通せず負け
③ザシアンカイオーガ。草技持ちのダイマナットレイに破壊されて負け
【最後に】
ダブルバトル自体はXYから本格的に取り組み始めましたが、レーティングバトルを楽しむ程度で、WCSに向けて本気で取り組んだことがあまりありませんでした。
そのため今回も深夜まで友人と居酒屋でお酒を飲んでおり、初見殺し構築がどの程度通用するか確かめたいという程度のモチベーションで帰宅後に潜り始めました。
しかし、予想以上にレートが上がっていき、予選抜けラインに届きそうになった頃には心臓バクバクで、絶対に勝って全国大会に出たいと思うようになっていました(都合良すぎ)。
対戦中に通話してくれた友人の助言もあり、まさかまさかのレート1886まで到達することができました。精神的にも一人でやっていたら安定していなかったと思うし、34試合も連続で出来ていなかったかもしれないので、とても感謝しています。
DiVAさん:https://twitter.com/DiVA_Poison
最後の最後に、Youtubeで生放送をしたり稀に動画投稿したりしていますのでチャンネル登録をしてくださると嬉しいです!INCのほとんどの試合を録画しているので後日公開予定です!
長文になりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。
【DQMJ3P構築記事 段位戦ゴッドマスター】初心者でも大楽勝!?異常止めチェイン+破壊神チェイン
はじめましてエリマキです。DQ11の発売まで2週間を切り、早くプレイしたくてたまらないこの頃です(笑)
段位がゴッドマスターになった時に一度は構築記事を書いてみたいと思ったのと、先日行われたGame-Capさん主催のNear Future Game-Cap leagueにてチームが優勝することが出来たのでこの機会に構築記事を書くことにしました。
DQMJ3Pの構築記事を書くのは初めてなのですが、出来るだけ分かりやすく解説していきたいと思います。
【動画解説】
この長い記事を読み続けるのは飽きるかなと思ったので音声解説のようなものを作りました。少しでも記事を読むのが楽になったらいいなと思います(笑)
【構築経緯】
まず僕が構築を作るときに考える手順を簡単に書きます(たぶんみんなと同じような考えだと思いますが)。
やりたいこと(構築の軸)を決める→それを成立させるためには何が必要か考える→環境に多い構築や戦術に実際にそれが通用するのか考える(通用するように工夫する)→やりたいことが成立しなかった場合(しそうにない場合)でも別の勝ち筋を狙えるようにしておく→実際に試合をこなし構築の欠点を見つける→改善を繰り返しある程度満足がいけば完成
と言った感じですかねー では構築経緯に入ります!
《表について》
まず表の4匹が出来上がった経緯を書いていきます。
ラッキー笛構築を使っていた時にラッキー発動→ザラキがよく決まっていたことから、環境的に表の4匹に会心完全ガードが入っていることは少ないということがわかり、ラッキーが発動せずともたいあたり→暴走ラリホーマ(特性にひん死で呪文会心などいれる)で相手を行動不能にしてしまえばいいと考え、これを構築の軸にすることにしました。
ここでリュウイーソーを採用(最終的には プラチナキング。これについては個別解説にて)。
呪文暴走は「攻撃が当たる瞬間だけ相手の耐性が3段階下がる」「ダメージや回復量が1.5倍になる」というものがあり、暴走ラリホーマは相手の眠り耐性が無効の場合は耐性が軽減まで下がり、眠る確率は35%になります。
仮に特性に眠りブレイクなどをいれたとしても65%までにしか確率が上がらないので、たいあたりでHPが減ったことを利用して反撃ののろしでテンションを上げる(たいあたり使用後はテンション100)ことにしました。
これに刻印で眠りブレイクを使用することで、暴走ラリホーマの成功率を相手の眠り耐性が無効でも丁度100%にすることができました。
ですが、相手の眠り耐性が無効でも成功するとは言え、AIにはそんなことは判断できないので、相手全員の眠り耐性が無効であればラリホーマを使ってくれません。
そこで相手の耐性耐性(ハック耐性)を下げることで、AIにラリホーマを使わせることにしました。
採用したのは合体 WORLD。
当時はラッキー笛構築が流行っていて、スモールボディや超行動早いのモンスターがたいあたりを打ってくることが多く、こちらのたいあたりが相殺されて思うようにゲームメイク出来ないだろうと思いました。
相手より早く動き、耐性耐性を下げて相手を休み状態にする→相手のスモールボディや超行動早いのモンスターに行動が回ってきて休みが解除→こちらの暴走ラリホーマが通る
という流れを作ろうと考え、ここで合体特性究極行動早いのモンスターと闘魔滅砕陣を採用することにしました。WORLDにした理由は固定特性のコストが低く、異常耐性が優秀だからです。
次に考えたのは4枠対策。個人的に4枠対策としてはフォースドハックで耐性を下げて状態異常をかけるのが一番簡単で強いと考えています。また、そこにひとりっ霧が入ればかなり有利に試合を進められるとも考えています。
なので4枠と戦う時の表のモンスター(合体2枠+1枠+1枠)全員にときどきひとりっ霧を採用することにしました。
フォースドハックモンスターは固定特性のコストが低く、
地耐性が半減以上で、素早さの高めな ブラックモスを採用。
最後に素早さの遅いサポート役として バラモスゾンビを採用して表は完成。
《裏について》
次に裏の4体の構築経緯について書いていきます。
まず、こちらの表にはひとりっ霧を採用しているため、裏に交代したターンは合体しなくても戦えるようにしたいと考えました。
また、こちらの表が全滅してしまって命令が1ターン出来なくても戦えるようにもしたいと考え、いろいろな構築(自然連携、メガンテ+メガザルなど)を試し試行錯誤しましたが、おすそわけ体技予測+亡者身代わり+リザオラル+チェインが一番安定して戦えました。
チェイン始動役に合体特性究極行動早いの中で最も素早さの高い
スライダーガールを採用。
チェインで倒せないメタルボディの4枠などの対策としてフォースドハック役が必要だと考え、固定特性が凍てつく波動(これについては後述)で異常耐性が優秀な
魔界神マデュラーシャを採用。
もしチェインが出来なくても火力が出せるようにもしたかったので、合体特性が破壊神で、優秀な異常耐性を持ち、固定特性が凍てつく波動の 破壊神シドーを採用。
最後にリザオラル役として ブオーンを採用して裏が完成しました。
こちらの表の欠点として、相手の表が1ターン目から究極行動早いに合体してきて、相手の表を状態異常で止めることが出来ず、チェインを使用されてしまった場合(合体WORLD始動のひとりっ霧チェインなどに見られる)はこちらの表はどうすることもできないというものがあるので、これの救済策として、裏のモンスター4体全員に凍てつく波動を採用しました(1匹でも発動する確率42%)。
【個別解説】
《表4匹》
WORLD@ほしふる腕輪
刻印:休みブレイク/ジャミングブレイク/耐性ガード
種:HP/MP/素早さに全振り
段位戦採用率トップと言っても過言ではないほどの強モンスター。
相手が4枠以外であれば基本的には1ターン目から合体していきます。
★特性について 特性の()内はコスト数
まず相手の耐性を3段階下げられるので刻印と合わせれば4段階ダウン(激減→弱点)になる「超ガードブレイク(11)」は確定。
合体前提だったので「AI2~3回(12)」も確定。
相手の表を全員眠らせた後に、裏に交代されても合体させなくする確率を上げるためにWORLDにも「ときどきひとりっ霧(4)」を採用。
この時点で残ったコストは9で入る特性は1つ。最初は合体上手を採用していたのですが、AI5回もいらないと思ったのと捨て身がやっかいだったので「つねにアタカンタ(8)」に変更しました。
★スキルについて
闘魔滅砕陣を習得できる「ミストバーン」は確定。これにより耐性耐性が激減になりました。
超ガードブレイクによって消費MPが2.5倍になっているのでMPの枯渇を恐れて「麻痺ガードSP」を採用。
次に欲しい特技はぶきみな光とフバハックと凍てつく波紋。ここで採用したスキルは「魔軍師イッド」と「ホラー」。合体WORLDはWORLDとブラックモスを合体させるため、合体WORLDが闘魔滅砕陣ではなく、ブラックモスが習得しているやけつく息とやけつく踊りを使用してしまうと相手のしっぺ返しに引っかかってしまうのでアウトです。
なので、WORLDにもやけつく息とやけつく踊りをあえて習得させることで※AIを制御させることにしました。ぶきみな光、フバハック、凍てつく波紋、やけつく息、やけつく踊りが習得できて休み耐性が埋まる魔軍師イッドとホラーは最適なスキルでした。
※AIを制御とは
AとBが合体するとする。AもBもαという技を習得しているとする。
AのAIでαを〇か◎、BのAIでαを✖にすると、合体Aになった時はαを使うが、合体Bになった時はαを使わなくなるというもの。
★AIについて
画像参照 相手も初手から究極行動早いのモンスターに合体してきたら「ぶきみな光」「フバハック」「マホカンタ」のいずれかを命令することをお勧めします。
主な理由としては、究極行動早い2枠+身代わり(耐性全埋め)+チェインを相手がしたい場合に、身代わりを解除されないように相殺を狙って「凍てつく波紋」を究極行動早いのモンスターに命令してくることが考えられますが、そのモンスターがこちらのWORLDよりも素早いと相殺された後にこちらのWORLDは凍てつく波紋を打てなくなってしまい、チェインを容易に張られてしまうからです。
ブラックモス@ヤチホコの指輪
刻印:麻痺ブレイク/地ガード/混乱ガード
種:HP/MP/素早さに全振り
対4枠の時にはこの蛾に合体します。4枠と戦うので地耐性埋めは必須。
★特性について
「麻痺ブレイク(4)」「ときどきひとりっ霧(4)」「始まりの守護者(8)」は即採用。
残りコスト20で特性枠が1つしか余ってなかったので「AI3~4回(20)」を採用。
★スキルについて
WORLDと同じくAI制御をしたかったので、「ミストバーン」「魔軍師イッド」「ホラー」は確定。耐性耐性を下げながら状態異常にしてくる4枠に遭遇することがあったので、それを考慮して耐性耐性が埋まる「ハーゴン」を採用。合体後、混乱だけ激減ですが、経験上混乱技を使われることは少ないのでマッチングしないことを祈りましょう。
★AIについて
画像参照 麻痺させることしか考えてません。
プラチンキング@はたらきリング
刻印:眠りブレイク/休みガード/呪文会心の金印
種:MP/素早さ/賢さに全振り
最初はスモールボディのリュウイーソーを使用していました。
スモールボディの理由は、対4枠の時に遊び人のマイムを合体ブラックモスよりも先に使用することで、相手にマホカンタが付いていても気にせず合体ブラックモスにフォースドハックを命令させることが出来るからです。
ですが、リュウイーソーだと異常耐性が全て埋まらないということと、固定特性がひん死で呪文会心なので戦術が読まれやすく、たいあたりが相殺されるという不安要素がありました。
また、合体ブラックモスのAIは5回なのでフォースドハックを命令しなくても、自分でテンションをためてフォースドハックを使っても残りAIは3回残っていて、相手を麻痺に出来る確率は96%もあるので充分だと判断しました。
異常耐性を埋められて、たいあたり1回で確定で呪文が暴走して、読まれにくいモンスターを探したところ、プラチナキングしかいなかったので採用しました。
対4枠以外の立ち回りは、作戦はサポート頼むぞで、たいあたりを命令してあとは眠らせるだけの簡単な作業。余裕が出来たらWORLDにチェインをかけます。
対4枠はバイメリトを命令します。戦力奪えにしておけばAIで凍てつく波紋とかしてくれます。
★特性について
「AI3回(15)」「ときどきひとりっ霧(4)」「ひん死で呪文会心(4)」「始まりの守護者(8)」全て即採用。AI3~4回(20)でも良いのでは?と思う人もいるかもしれないが、このプラチナキングの場合は賢さのステータスが1200を切ってしまうと呪文暴走確率が100%にならないのでダメです。
★スキルについて
反撃ののろしと攻撃体技がとれる「WORLD」、たいあたりを習得できて地耐性が埋まる「若葉の精霊」、休み耐性が埋まってラリホーマを習得できる「魔軍師イッド」、バイメリトとチェインとラウンドゼロを習得できる「スモールパワーSP」で決まりっ!
ラウンドゼロの採用理由は、相手にチェインを使わせないためで、おすそわけが発動する偶数ターンに使うことが多いです。
★AIについて
画像参照 のろし暴走ラリホたのじいいいいいいいv(゚∀。)v
バラモスゾンビ@聖印のリング
刻印:混乱ガード/麻痺ガード/休みガード
種:HP/MP/防御に全振り
最遅モンスターのうちの一匹。地耐性が無効なのマジ神。
対4枠以外の時は基本的には作戦を命大事ににしてAIに任せます。
対4枠の時は1ターン目はゼロの衝撃をして、ラウンドゼロやアストロンや黒い霧をされないようにします。
★特性について
「行動遅い(4)」「ときどきひとりっ霧(4)」「始まりの守護者(8)」は即採用。
残りコスト20で特性枠が1つしか余ってなかったので「AI3~4回(20)」を採用。
★スキルについて
まず耐性耐性を埋めるために「耐性ガードEX」を即採用。
HPバブル、自動MP回復、バイメリト、ザオリク、光の波紋、ゼロの衝撃、攻撃体技or息、ヘルメリト、霧(〇〇の刻)が欲しかったので「ラーミア」「破壊神シドー」「拷問王イッタブル」を採用。
霧が欲しかったのは冥界の霧が出ていても塗り替えて蘇生が出来るように。
★AIについて
画像参照 作戦は命大事ににしておかないとゴッドハンドなどでせっかく眠らせた相手を起こしてしまうので注意。フバーハとスクルトをAIに入れているのはそのため。おたけびは使えるときは使えます。
《裏4匹》
スライダーガール@ほしふる腕輪
刻印:電撃ブレイク/活気の金印/即死ガード
種:HP/MP/素早さに全振り
合体特性究極行動早いの中で最も素早さが高いモンスター。
偶数ターンにおすそわけ体技予測をしてチェインを張るサポートをします。
攻撃する時などは攻撃技を命令しないとAIが体技予測をするかもしれないので注意。
★特性について
固定特性が「超行動早い(8)」。「凍てつく波動(8)」「会心完全ガード(8)」「おすそわけ(4)」は即採用。会心完全ガードは当然暴走ジバルンバを意識しています。
おすそわけを持っているので、捨て身がおすそわけされてしまうととんでもないことになってしまいそうだったので「つねにアタカンタ(8)」を採用。
AI複数回行動が付いていないが、高い素早さからチェインを始動することが役割なので特に問題なし。
★スキルについて
まず地耐性を埋めるために「地&重力ガードEX」を即採用。自動HP回復の必要性を感じなかったので地ガードEXにはしませんでした。
偶数ターンでなくても亡者身代わりをしながらチェインを張れるようにもしたかったので、身代わりを剥がされにくくする無心の構えも採用することにしました。
チェインで攻めるときに相手の身代わりメタルなどに妨害されたくなかったので凍てつく波紋も採用。
対4枠時などに偶数ターンにおすそわけ物理予測をしながら合体シドーで攻めたり、合体マデュラーシャで動きを止めたりする動きもしたかったで、体技予測だけでなく物理予測も採用。
これらは「雷雲の力SP」「魔元帥ゼルドラド」で習得できました。
最後に素早さ勝負で負けないように「素早さアップSP」を採用して完成。
★AIについて
画像参照 作戦はサポート頼むぞか命大事ににしておくとAIで体技予測を使ってくれます。チェイン時など攻めたりするときは必ず攻撃技や凍てつく波紋などの相手に影響する技を命令しましょう。AIが体技予測を打って事故ることがあります。
破壊神シドー@メタルつぶしのベルト
刻印:耐性ガード/麻痺ガード/休みガード
種:MP/防御/賢さに全振り
合体特性が破壊神の破壊神。
亡者身代わりでチェインのサポートをしたり、自身の合体特性を活かして相手のパーティを壊滅させたりする。
合体シドーになった時は亡者リザオをするために、命令で自分で自分にリザオラルを使ったりする。
メタルつぶしのベルトを装備している理由は、メタル以外は大抵簡単に倒せるため。
★特性について
固定特性は「凍てつく波動(8)」。とりあえず「亡者の執念(6)」は即採用。
残りコスト22で特性枠の余りは3つもあったのですが、このモンスターは地耐性を埋めたり会心完全ガードを付ける必要がないため、AI複数回以外に欲しいものがありませんでした。
なので、「AI2~3回(12)」「合体上手(8)」「自動MP回復(2)」を入れて完成。
★スキルについて
まず耐性耐性を埋めるために「耐性ガードEX」、混乱と眠り耐性を埋めながら攻撃技を習得できる「真・魔王ザラーム」、身代わり、アストロン、攻撃技を習得できる「ノチョーラ合金」は即採用。
合体シドーの素材にマデュラーシャを使う関係で、ここでもAIを制御するためにやけつく息とやけつく踊りが習得できて麻痺耐性が埋まる「麻痺の力SP」を採用して完成。
★AIについて
画像参照 作戦はサポート頼むぞか命大事ににしておくとAIで身代わりを使ってくれます。チェイン時など攻めたりするときは必ず攻撃技や凍てつく波紋などの相手に影響する技を命令しましょう。AIが身代わりを打って事故ることがあります。
魔界神マデュラーシャ@女神の指輪
刻印:麻痺ブレイク/眠りガード/麻痺ガード
種:HP/MP/素早さに全振り
対4枠時や相手をあえて倒したくない時などに合体特技フォースドハックを駆使して麻痺状態にさせ続ける魔界神。
基本的にはチェインを張るのが仕事。
相手の表が全員寝た後に、裏に交代された場合に、その相手の裏と相性が悪くチェインを張るのは悪手だと判断したらパーティチェンジを使うこともできます。その時のために持ち物は女神の指輪にしています。
★特性について
固定特性は「凍てつく波動(8)」。「麻痺ブレイク(4)」「会心完全ガード(8)」は即採用。
スキル枠に余りがないので地耐性を埋めるために「神鳥の魂(4)」を採用。残りコスト12で特性枠が1つしか余ってなかったので「AI2~3回(12)」を採用して終わり。
★スキルについて
やけつく息とやけつく踊りを習得しながら麻痺耐性を埋めれる「麻痺の力SP」、チェインとパーティチェンジを習得できる「スライムファミリー」、悪夢の呼び声と攻撃技を習得できる「大魔王ゾーマ」、リザオラル、高火力呪文のメドローア、攻撃技を習得できる「ジュヒョウの戦士」を採用しました。
マデュラーシャは合体シドーの合体素材になるので、リザオラルは合体シドー時に手動でシドー自身に使っていきます。
★AIについて
画像参照 作戦はサポート頼むぞにしておくとAIでチェインをスライダーガールに使ってくれます。
ブオーン@ヤチホコの指輪
刻印:地ガード/麻痺ガード/即死ガード
種:HP/MP/賢さに全振り
元々この枠は魔王オルゴ・デミーラを使用していたのですが、素早さが少し高いせいで相手の攻撃よりも先にリザオラルを使ってしまうことが何度かあったのと、体力があまり高くないということからブオーンに変更しました。
亡者状態のシドーにリザオラルを使ったりして味方をサポートするのが基本の動き。
★特性について
固定特性は「行動遅い(4)」。「凍てつく波動(8)」「会心完全ガード(8)」は即採用。
スキップ構築に苦戦したことから「太陽のカガミ(4)」を採用。
残りコスト12で特性枠が1つしか余ってなかったので「AI2~3回(12)」を採用。
★スキルについて
まず耐性耐性を埋めるために「耐性ガードEX」を即採用。
HPバブル、眠りガード、バイメリト、ザオリク、リザオラル、光の波紋、ゼロの衝撃、攻撃体技or息が欲しかったので「ラーミア」「破壊神シドー」「プチットⅢ」を採用して完成。
★AIについて
画像参照 サポート頼むぞにしておくとバイメリト>ザオリク=リザオラル=光の波紋の優先度で動きます(状況によって変化)。命大事にしておくとザオリク=リザオラル=光の波紋>バイメリトの優先度で動きます(状況によって変化)。
僕はサポート頼むぞに設定しています。
【図説】
動き方を簡単に図にしました。分かりにくかったらすみません。
《表》
《裏》
↓おすそわけができないだけで、奇数ターンでも合体シドーになることも当然ある
↓おすそわけができないだけで、奇数ターンでも合体マデュラーシャになることも当然ある
【最後に】
ゴッドマスターになるまでに様々な構築を使ってきましたが、個人的に一番納得のいく構築になったのがこれです。動き方が毎回ほとんど同じなので初心者の方でも使いやすいものになっていると思います。
勝率が悪い相手は、表全員の耐性耐性と眠り耐性が無効になっている構築です。その時は裏で頑張るしかないです。
最後の最後に、Youtubeで生放送をしたりたまに動画投稿したりしていますのでチャンネル登録をしてくださると嬉しいです!
ここまで長々とお読みいただきありがとうございました。
【エリマキ杯 準優勝構築】バレルクレセニンフトドン(大嘘)
エリマキ杯にて予選4試合全勝で最終的に準優勝できた構築の紹介です。
自分が勝ち進むことよりも、運営として大会を成功させることに重きを置いていたので、まさかこのような結果になると思っておらず、素直に嬉しかったです。
【構築経緯】
今大会は使用可能ポケモンが30匹と非常にプールが狭いが、普段のダブルレーティングバトルでは見たことのないポケモンだらけという意味不明なルール。
このような使用可能ポケモンが少ない制限ルール(例:トリック・オア・トリート!?/シンオウダービーなど)では、予め勝ちパターンや考えられる試合中の立ち回りをいくつか用意しておき、やりたいことを押し付ける構築が強いと個人的に考えています。
エリマキ杯の開催を発表し、どのような構築を使おうか考えている時に今大会ルールでのフレ戦をShowdownで見る機会が何度かありました。使用構築の多くがオニドリルやケンホロウが追い風をして上から殴るといったもののように感じ、私はトリックルーム展開から高火力を押し付けていく構築にしようと決めました。
はじめはマスキッパ+チリーンでいかりのこな+トリックルームをし、その後チリーンで重力をしながら、後発のサニーゴの特性はりきりによって攻撃力の上がった岩雪崩を打つというものを考えていましたが、トリックルーム下ではチリーンに黒い鉄球を持たせないとサニーゴよりも先に動けない、そもそもチリーンに重力を入れる技スペースがあるのか怪しい、重力状態でないと攻撃を当てれる保証がないポケモンを使うのは安定しないと言った点から、いかりのこな+トリックルームの展開は残しつつ後発の高火力を押し付けるポケモンを変更することにしました。
まず最初に目を付けたのはエネコロロ。特性ノーマルスキンによって7世代からノーマル技の火力も上昇(1.2倍)するようになりました。このポケモンにはニンフィアのように全体技で相手の体力をゴリゴリ削ってもらう役割を与えることにしました。
最後の一匹に選んだのはナマズン。エネコロロで削り切れなかった相手の残り僅かなHPを全体技で削りたかったので、威嚇の影響を受けない特殊全体技である濁流を覚えるこのポケモンを選択しました。
「先発マスキッパ+チリーン、後発エネコロロ+ナマズン」これ以外の選出をするつもりがなかったので残り2匹は見せポケとして仕事が出来そうなポケモンにしました。
【個別解説】
性格:勇敢
実数値:181-167-92-*-93-45
努力値:252-252-0-*-4-0
特性:浮遊
持ち物:気合の襷
技構成:パワーウィップ はたき落とす いかりのこな 守る
調整:HAぶっぱ残りD
先発でチリーンと並べて、いかりのこなで自らに攻撃を集中させながら安全にトリックルームを張らせます。
相手の先発に猫だまし持ちがいた場合、初手は両守るから入ります。
基本的にはトリックルームを張るターンに落ちてしまいますが、生き残った場合でも自身の素早さがかなり低いため、パワーウィップやはたき落とすで充分に仕事ができます。
とても優秀なカスタネットだった。
チリーン
性格:生意気
実数値:181-*-114-115-143-63
努力値:244-*-108-0-156-0
特性:浮遊
持ち物:メンタルハーブ
調整:B→忘れてしまいましたが、グラエナの何かを耐える調整だった気がします
D→11n
このルールのクレセリア(?)。
先発でマスキッパと並べ、マスキッパを犠牲にトリックルームを張ります。
その後は味方に向けて手助けを使うだけ。
攻撃技がないといざという時に困るのでサイコキネシスを採用。
持ち物は防塵ゴーグル+挑発を警戒してメンタルハーブ。
いかりのこなの影響を受けないマスキッパの眠り粉を考慮してラムの実にするかは最後まで悩みましたが、結局どちらにも遭遇しなかったので回復系アイテムでも良かったかもしれないです。
思ったより硬い風鈴だった。
性格:冷静
実数値:177-85-86-117-75-85
努力値:252-0-4-252-0-0
特性:ノーマルスキン
持ち物:拘り眼鏡
技構成:ハイパーボイス 破壊光線 めざめるパワー(地) ふいうち
調整:HCぶっぱ残りB
このルールのガルーラでありニンフィア(?)。
マスキッパが犠牲になった裏から登場する子猫ちゃん。
手助け+眼鏡ハイパーボイスの威力は強力でORAS時代の眼鏡ニンフィアを彷彿とさせます。
攻撃の通りを考えるとめざめるパワーは格闘の方が良いと思いましたが、厳選が大変なので妥協しました。
この子猫ちゃんがたくさん鳴けば鳴くほど勝利につながります。
可愛かった。
性格:冷静
実数値:201-*-109-140-92-58
努力値:124-*-124-252-4-0(余り4)
特性:どんかん
持ち物:こおりZ
技構成:濁流 大地の力 冷凍ビーム 守る
調整:B→Aぶっぱダストダスのタネ爆弾を75%の確率で耐える
このルールのトリトドンあたり(適当)。
エネコロロが倒しきれなかったポケモンを倒すのが主な役割です。
濁流を覚えることが採用理由だと構築経緯で書きましたが、濁流を選択しなくても勝てそうな試合では極力命中率100%の技を選択するようにしました。
濁流は全6試合を通して2回ほどしか使っていないです。
また、100%と言っても過言ではないほど相手のマスキッパを呼ぶので、トリックルーム下でマスキッパの上から冷凍ビームZ(威力175)を叩き込んでいきます。
これが面白いように決まってくれ、狙い通りにいきました。
吹雪Zにするかは悩みましたが、普通の冷凍ビームを打った試合が1試合あったので結果オーライだったと思います。
エネコロロから草結びが飛んで来たときはヒヤッとした。
見せポケ1匹目。
選出段階で相手に追い風展開も考えさせたかったということと、マスキッパ(ドリルくちばしが刺さる)とトリデプス(ドリルライナーが刺さる)をなるべく呼びたくなかったのでこの鳥を採用しました。
あとSが100なので相手のS101以上のポケモン(ダグトリオR/バオッキー/ヒヤッキー)を呼びやすくしたかもしれません。
見せポケ2。
相手のチリーンにトリックルームを返されたりするのが嫌だったので、チリーンを選出させづらくするために採用しました。
こちらのグラエナに対抗するために相手もグラエナを選出してくるということも狙いました。
理由としては、相手にグラエナを選出された場合、こちらの戦術には悪い影響はあまりなく、寧ろ苦手なポケモンが出てくる可能性が低くなるためです。
【選出】
先発:
後発:
全試合これでした。単純かつ強かったです。
【最後に】
初めての大会主催&運営だったのですが、参加者皆様の協力のおかげで良い大会になったと思います。本当にありがとうございました。
大会の終わり際に第2回を7月22日に行うと告知してしまいましたが、私事により延期することにしました。大変申し訳ありません。8月いっぱいまでには開催できたら良いと考えています。その時は何卒よろしくお願いいたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
【バトルビデオ】
・準決勝
・決勝戦
【結果報告】エリマキ~見せましょう産廃の底力を~
7月8日に行われたエリマキ杯(参加者18名)の結果報告
【結果報告】
1位 Bob
2位 エリマキ
3位 コルタカ
4位 さかな
Bobさん優勝おめでとうございます!!
参加して下さった皆様、本当にありがとうございました!!
予選結果
【準決勝BV】
【3位決定戦BV】
【決勝BV】
第2回エリマキ杯延期のお知らせ
第2回エリマキ杯を7月22日に行う予定と今まで言ってきましたが、私事により延期することにしました。まだ日程は決まっていませんが、8月いっぱいまでに出来たらいいなと考えています。
参加予定だった方、私から参加のお願いをしていた方、また大会を楽しみにされていた方、本当に申し訳ありません。
第2回を開催することが決まりましたら、このブログにてまた報告します。
エリマキ杯~見せましょう産廃の底力を~
アゲハント ドクケイル エネコロロ プラスル
マイナン ナマズン ポワルン チリーン トリデプス マスキッパ バオッキー ヒヤッキー
ミルホッグ ケンホロウ ダストダス ママンボウ
オドリドリ(超) ナマコブシ
※ここ大事!!
①大会進行をスムーズに行うために、フレンドコードの空きを事前に作っておいて下さると大変助かります!
②準決勝、3位決定戦、決勝のバトルのバトルビデオを回収し、後日動画にて公開する予定なので、バトルビデオの空きを必ず作っておいてください!
【参加申請】
【FC】4355-9846-0008
【FC】1564-4668-5625
⑫【HN】UMR【TN】UMR
【FC】2621-2901-0472
【FC】0061-5041-5251
【FC】1864-8821-6894